Free Traveler

山、川、海が育む自然を対象に、なまら旅して、なまら撮る。

武甲山(秩父)〜削られた街のシンボルと夏を冷やす天然氷を満喫する旅〜


2013年08月31日(土)

埼玉県の秩父にある武甲山(ぶこうさん)を訪れました。標高1,304mあり、秩父市のどこからでも見えるシンボルになっている山です。日本二百名山の一つでもあります。

緑豊かな自然が残っていて多くの森林を保有する低山であるが、北側の斜面は石灰岩の採掘のため現在進行形で削られており、山容までもが変わってしまったのは有名な話です。


なぜ夏の終わりが迫っている晩夏に関東の低山を選んだのかは思い出せないが、とても暑くて苦しい記憶だけは簡単に思い出せます。

夏の思い出も終盤に差し掛かった8月最後の旅の記録を簡単に残します。

武甲山の記録

秩父の裏山へ


武甲山へ向けて都内から車で移動する場合、国道299号からセメント工場を横目に表参道コースの入り口である一の鳥居の駐車場に進むのが一般的。

電車でのアクセスの方は、横瀬駅からタクシーを利用すると時間短縮につながります。
電車アクセスかつ一人の方で「タクシーなんて高くて乗れるかよ。」という方は歩きながら横を通り過ぎる車をヒッチハイクで捕まえましょう。


山頂まで約2時間の表参道コースを進みます。今回のメンバーは職場の女性2名との熱々な山登りです。左のパステルカラーのザックを背負っている人とは先日群馬県赤城山に登りました。

 

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自分が場を和ませようと、思いついたままにふざけたことをすると呆れられてしまうときの惨めさは今後も心に残るでしょう。


二丁目。

武甲山の表参道コースは山頂にある御嶽神社まで五十二の番地に分けられており、歩いていると登山道脇に常に番地名が書かれてあるイメージです。


ここで少し歴史の話を盛り込もう。みんなおなじみのウィキペディア情報によると、

武甲山という山名の由来は、日本尊が、自らの(かぶと)をこのの岩室に奉納したという伝説が元禄時代の頃から定着した。

とのことです。 石灰岩採掘とは程遠い意味が込められているようです。

 


夏も終盤ですが、秩父の低山では色彩熟した森林や植物が日を浴びて日本の猛暑を生き抜いてます。


登山道には丁寧に看板がいくつか建てられているため迷うことはないでしょう。

 

...

 

 


これは2015年の春に秩父美の山(みのやま)に男4人で花見をしに行ったときに見た武甲山です。麓に秩父の街並みが広がっていて、その街を守るように位置している姿がここから見てわかりました。あと山の削られ具合もはっきりと目視できました。

美の山から数えると約1年半前に登った武甲山でしたが、全く忘れていないのが登山記憶の不思議なところ。

 

...

 

 


一瞬タイムスリップしたけど戻ります。時は2013年の夏です。

十五丁目まで来ました。


吊り橋効果!

。。。効果なし。


大杉の広場へ到着しました。ちょうど1,000mあるみたいです。
クマが出るという注意書きがありました。


以前、夕方の報道番組でクマに関して特集していました。トンネルの中を車と同じスピードで掛け走るクマを撮っていましたが、クマは下りでは遅いみたいで逃げるならゆっくり下り方面へ向かうことが最善みたいです。

決して、眉間に右ストレートを打ち込もうとか考えてはダメです。


大杉の広場というだけあり、とても立派な杉の木があります。

よじ登れるか否か。

 


不動滝(ふどうたき)と呼ばれる滝のところに水が流れていてコップもあるので飲んでみるといいかと。

 

 

 


登山道は終始杉の木だらけ。


とうとう五十二丁目となる御嶽神社の入り口となるであろう標識がありました。


 毎年5月1日に山開きの神事が行われ、たくさんの登山者で賑わうと西武鉄道のホームページに書かれていました。


この狛犬に似たようなやつが昔、週刊少年ジャンプのカードゲームの漫画の適役が使うキャラクターでいたような気がする。


御開帳してないけど手を合わす。


武甲山頂に向かいます。

 
午前11時00分 武甲山
 
山頂標識は狭い展望所にあります。
 


景色は。。。

おっけい。

最近もこんなことあったような。


トレランの大会もやってるみたいですね。山走る人は凄い。


山頂直下の広場に戻り休憩をとることにします。ガスっていて若干涼しさすら感じます。

こんなガスで蒸し暑い中でも登ってきてる人は意外と多かったです。
結構人気の山みたいですね。


武甲山のトイレは山の上にあるとは思えないとても立派なトイレでした。
下手したらその辺の公園より綺麗なんじゃないかな。

 
お昼も食べて満足したので下山します。
 
下に下りるにつれて緑の葉が輝いていやしないか。
 
 
さっきまで若干冷んやりしているガスの中にいたのに今は木々の隙間から青空が見えるぞ。あのガスは山頂付近だけだったのか。
 
 
不動滝に戻ってきました。
 


 何かを撮ってる私のお尻。これ何を撮っていたのか思い出せない。


置いてかれてた。遊んでないで戻りましょう。


午前01時50分 


クマにも会うことなく無事下山できました。
駐車場はかなり暑く、車の中が灼熱のサウナルームになっていることは承知の事実である。


壱丁目を撮っていなかったので納めておく。


 車がそこそこいるところからもこの山の人気が伺えます。

次は違う季節に小持山と大持山縦走か浦山口駅までの縦走コースを歩いてみようかな。
金時山のときにも身に染みたけれども、真夏に関東の低標高の山はやめたほうがよさそうですね。

 

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登山の後といえばもちろん温泉と言いたいところですが、その前に夏の風物詩を食べに行こうと思います。
 
 
 

秩父を堪能する

 
秩父には天然かき氷で有名な阿左美冷蔵(あさみれいぞう)というかき氷専門店があります。このときは長瀞店にお邪魔しました。
 


夏の炎天下の中、行列に並び、水分補給をして食べる氷。

そんなキャッチフレーズが似合う秩父のかき氷店。


キャッチフレーズ通りこの日も行列ができていました。

ここまで来たら引き返せません。


待つこと数十分、注文に至る。
氷の価格とは思えない価格設定ですがここまで来たら引き返せません。(←しつこい)

阿左美冷蔵の天然氷で作ったかき氷はフワフワした食感が特徴で食べても頭が痛くならない工夫がされています。


阿左美冷蔵のかき氷の特徴は、天然氷の他に数種類のシロップが置いてあってかけ放題という下品極まりないスタイルです。

これは欲張りすぎた悪い例です。


これは自分のシンプルなスタイルです。(怒られるのでこのくらいにしときます。)

このあとも炎天下の中引っ切り無しに行列は続いた。


氷を食べたあとは武甲山方面に戻り、武甲温泉で夏のベタベタした汗を流しました。

この温泉は駅から少し離れているためアクセス面では少々良くないかもしれないけれど、浴場も休憩室も広くおすすめです。なにより山の名前が入っていると選んでしまう。


道の駅ちちぶで食事をして帰ることにします。蕎麦と秩父名産の豚肉を乗せた丼は登山後の空腹に染み渡りました。


食後は道の駅の中を探索。

秩父舞台のアニメがあるみたいですね。
埼玉県を舞台にしたアニメが多いのは気のせいでしょうか。


日が暮れてきて少し涼しくなってきた。同じ夏でも東京とは段違いだ。

秩父を登山と観光で十分に堪能したため国道299号をひた走り、都内へ帰宅しました。



武甲山のまとめ


上京するまで北海道のことしか知らなかった自分。

それでも「秩父」と聞くとなんとなく聞き覚えがありました。

なんとなく思い出せるのは中学校の歴史で習ったことがある「秩父事件」の印象が残っているせいかもしれません。農民が政府に反発した運動の代表例とかなんとか。

そんな事件で全国的に知名度のある秩父の現在は、都心から近く、週末に観光する街としてとても適したポジションにあると言えるでしょう。

特に、周囲を山に囲まれた秩父の中でも今回登った武甲山は、魅力ある秩父市のシンボルとして観光とセットでぜひ登ってほしい山の一つとして推したい一座です。

登山としての魅力を高めるならば、新緑の初夏か紅葉輝く晩秋の時期が良いかと思います。

山、かき氷、温泉、蕎麦、豚肉等組み合わせはたくさんあると思うので自分に合ったプランを練るとつい時間を忘れて考えてしまうかもしれませんが、それもまた旅の楽しいところです。

ぜひ週末は秩父へ。


武甲山の位置

武甲山の地図

山と高原地図 奥武蔵・秩父 2016 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 奥武蔵・秩父 2016 (登山地図 | マップル)