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Free Traveler

なまら旅して、なまら撮る

岩殿山〜春の陽気とスリルを味わう旅〜

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 2014年4月12日(土)

 山梨県大月市に位置する岩殿山(いわどのさん)に行ってきました。標高は634mあり、東京都のスカイツリーと同じ高さになります。

 大月駅から観ると岩が露出した荒々しい山容をしていますが、山頂までは駅から1時間ほどのため、家族や子どもにもオススメできます。

 また、山梨百名山と秀麗富嶽十二景にも選定されており、春であれば桜越しに富士山を眺めることができます。

 会社員であれば職場の人々も異動等で少しずつ変わり、気持ちが落ち着かないのがこの時期です。これはそんな中、職場の人に誘われて始まった春のハイキングの話です。

桜と岩殿城跡

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 11:17am

 「遅刻ですね」

 かれこれ2時間ほど前、都内出発の人たちは車でピックしてもらって、まとまって出発する。というプランを聞かされていた。しかし、都内からの出発が遅かったため、辺りは渋滞の嵐。

 止むを得ず、JR中野駅に車を駐車し、特急「かいじ」大月駅を目指すことになった。初めて乗る特急列車は心躍る。「かいじ」の他にも、「はまかいじ」「むさしかいじ」「ちばかいじ」といくつか種類があるらしい。

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 それまでの慌ただしい移動が嘘のように快適な列車の旅。

 車窓からは東京の街並みを超えて、山梨県に入ったところで今回の目的地、岩殿山が見えた。

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 丸太が組み合わさって作られたような大月駅。このとき、大月さくら祭りが開催されていた。

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 先に電車で到着していた2名と合流し、計7名でのハイキングが始まった。

 同じ職場の人もいるが、ほとんどの人は初対面で、春らしい新鮮な気持ちになった。

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 岩殿山に向けて歩き続けると、早速富士山が見えた。春らしい霞んだ眺望の中でもくっきりと見える富士山の存在感はいつ見ても圧倒される。

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 今日では、岩殿城跡として知られている場所だが、戦国時代には急峻で険しい断崖を巡らし、難攻不落を誇る名城として有名だった。と近くの看板に書いていた。

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 城跡は公園となっており、園内は桜が満開を迎えていた。

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 桜越しの富士。

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 公園からは中央自動車道も見える。

 ここから岩殿山頂まではまだ歩く。

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 階段が長く続く。

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 屈強な守りで知られた城なだけあり、攻めにくそうな地形が張り巡らされている。

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 城門だった場所。

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 13:06pm

 岩殿山山頂634mに到着。スカイツリーと同じ高さまで来たことになる。

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 山頂は賑わっており、大月の街並みと富士山が眺望できる。

 

スリルある稚児落とし

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 岩殿山までは小学生でも簡単に来れるが、ここから先、稚児落としと呼ばれる絶壁までは険しい道もあるので、心して進む必要がある。

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 シャクナゲの一種か。

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 鎖場もあるのでゆっくり進む。

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  程よいスリルと緊張感があるハイキングになってきた。

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 少し高度感も出てきた。

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 楽しむことを忘れずに進もう。

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 岩場のトラバース。

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 三点確保でしっかり登る。雨が降ると岩が滑り、難しそうだ。

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 自然の力、木の呼吸、今あの人は手を当てて何を感じているのか。

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 先ほどよりも富士山が近くなった気がする。

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 ここから先、稚児落としと呼ばれる断崖絶壁。

 戦国時代、追ってから逃げているとき、稚児が泣き出したので、見つからないために奈落の底に稚児を落としたことが由来とされている。

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 稜線歩き。落ちたら稚児と同じ運命をたどる。

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 写真撮影。

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 冗談の通じない絶壁に声も出ないみたいだ。

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 日が沈みかけてきた稚児落としで、ウィンナーを炒める。

 4月とはいえ、少しずつ気温も下がり始めた。

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 稚児落としから30分ほど下ることで、麓に戻ることができる。

 頭上には中央自動車道が走っている。

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 スタート地点の岩殿山が見える。

 線路の横にこれだけの山があるのも珍しい。

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  05:10pm

 大月駅に戻った頃には、春らしい陽気もゆっくりと終わりかけていた。 

 

岩殿山を歩いて

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 季節が冬から春になると、陽ものびて気温も上がり、人も自然も活動的になるのは必然なのかもしれません。

 岩殿山はそんな春の始めに、桜や花を楽しみ、富士山を見ながら安心して登れる山の一つです。

 春は初対面の人同士で何かと苦労することが多いかと思いますが、お互いを知る意味も込めて、車窓を楽しみながらの小さな旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

岩殿山の位置

 

参考

guide.travel.co.jp

yamahack.com

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