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Free Traveler

なまら旅して、なまら撮る

三ツ峠山(富士山周辺) 〜圧巻の富士、開運信じて峠を攻める今年度最後の旅〜

登山 南関東


「峠」と聞くと何を想像しますか。

険しワインディング道路、冬の凍り付いたアイスバーン、山を貫く長いトンネル、頭文字をとった峠攻めの漫画などが僕の頭には真っ先に浮かびます。

週末に車に乗って旅に出たとき、目的地へ到達するまでの壁としか思っていなかった峠ですが、少しずつ印象が変わりました。

展望台のある峠、大自然を上から見下ろせる峠、喫茶店で休憩することのできる峠など、今まで味わうことのできなかった峠の魅力を発見することができました。

そして、そこまで行く道のりも楽しみの1つになりました。

歳を重ね、生活圏も変わり、旅にハマった今、目指すべきは「峠」です。

2013年03月16日(土)

山梨県河口湖に程近いところに位置する三ツ峠(みつとうげ)に行ってきました。
富士山やアルプスの大展望で知られており、日本二百名山日本三百名山にも選ばれています。
さっそく峠を攻めることにしました。車ではなく足で。
 
今回は富士の大展望の山頂を目指した春間近の残雪登山の記録です。
 

三ツ峠山の記録

 
午前07時18分

東京を早朝出発し、中央自動車道河口湖方面へ向かいます。


大月JCTを過ぎると途端に交通量が減りました。


新学期間近のこの時期は、富士急ハイランドに遊びに行く人も少ないせいか交通量が少なかったです。


三つ峠山は日本二百名山に指定されています。


百名山と聞いてパッと頭に浮かぶのは以前登った大岳山、紅葉で有名な秋田県栗駒山などがでてきます。


栗駒山はいずれ登ってみたいとひっそり考えています。


登山口へは河口湖ICを降り、河口湖の上を通る橋を通過します。

その後、国道137号を山へ向かって進みます。

しかし、登山口がどこにあるか分からず、付近を探していると、登山口へ通ずる1.5車線程の道路を発見しました。その道をどんどん登っていくと登山口が現れます。


山の登山口は解りずらい場合が多々あるみたいで、注意深く探さなければ見過ごしてしまいます。


午前08時30分


メンバーは前回の塔ノ岳
同じです。 
 
スタートから数分、登山道が凍結していたため軽アイゼンを装着。

アイゼンをしていないおばあちゃんが滑って進めずに苦労していました。



登山道は冬が終わり春に向けて木々が芽吹き、色づき始めています。


きっと夏になるとサウナ状態になり、
暑くて登っていられないでしょう。


凍結箇所が断続的に続き、軽アイゼンの脱着を悩ませます。



最初のポイント、三つ峠山荘に近づいてきました。


TELの絵文字がなんとも可愛らしいです。



山荘間近です。
 
ここまでくるともう凍結箇所はなさそうに見えましたが、外すのがめんどくさいので装着したまま登りました。
 

展望が開けると同時に、青空に静かにそびえる富士の姿が現れました。

言わずと知れた日本一の頂きです。

あの場所に立てば、国内で一番高い場所にいることになります。

こんなに間近で富士山を観たのは初めての経験です。


 
麓には街が広がっています。
 

名前は…

わかりません。



展望台の後ろにある三つ峠山荘でトイレを借りました。

一回100円だったような。

靴を脱いで山荘の中にあるトイレを借りる感じです。
じいちゃんの家を少し思い出しました。



山荘をあとに再び出発すると、南アルプスが観えてきました。


3月なのでまだまだ雪を被っております。





今日、あの場所にいる人たちは、きっと雪崩などの生死を分ける緊張の最前線に身を置いているのでしょう。




八ヶ岳(やつがだけ)


アルパイン要素の高い南八ヶ岳と自然溢れる北八ヶ岳から構成された大山脈。


南側から観てるため、独立峰のように観えるが、東西から観る八ヶ岳は、南北30kmもの山が連なっている大連峰です。



いつまでも見とれていられないので先へ進みます。


アンテナの群衆がたくさん観えるあたりが山頂と思われます。




四季楽園という建物が観えてきました。


楽園のような楽しみを提供してくれる施設なんでしょう。




屏風岩(びょうぶいわ)


ライミングをしている人たちが数名下のほうに観えました。

ライミングの練習場所として有名だそうです。



映画『岳 -ガク-』の撮影地としても使われたそうです。


俳優小栗旬長澤まさみのダブル主演で、山岳救助をリアルに描いた山岳ドラマです。


世界の名峰を制覇した後、山岳救助ボランティアとして活動していた小栗旬演じる島崎三歩(しまざきさんぽ)の元に、長澤まさみ演じる椎名久美(しいなくみ)が北部警察署山岳遭難救助隊の新人としてやって来るところから始まるドラマです。


屏風岩は三歩の友人がクライミング中に命を落とすシーンで使われています。




三歩に指導を受けて訓練をこなしていた久美だが、実際の現場で遭難者を救うことが出来ずに自信を失う。


そんなところに、猛吹雪の雪山で多重遭難事故が発生するという展開です。

美は仲間と共に現場へ向かうが、吹雪のため救助者を置き去りにしなければならない。
そのような状況で自らもロープを切って残る決断を下す。

実際の救助ではやってはいけないであろう無謀な選択をしてしまいます。

この映画観てから山岳保険に入らなきゃって少し思いました。






午前10時50分 三つ峠山 1,785m

 

雑談している間に到着しました。

三つ峠は木無山、御巣鷹山、そして今いる開運山(かいうんさん)の三山の総称です。

海抜1,786mです。



山梨百名山なるものがあることをこのとき知りました。




山頂からの展望は抜群です。


左が中央アルプスで右が八ヶ岳と思われます。


………たぶんね。




アルプスの少女ハイジを彷彿させてくれます。




言わずと知れた国民的アニメ。


小学生のころ学校から帰ってくると夕方の再放送を食いついて観ていました。



アルプスを背にブランコに乗ってるシーンが有名ですが、

実際にどこから紐がぶら下がってるかは置いといて、
恐くてこんなブランコ乗れません。



山頂では人が多かったため、昼食を取らず御巣鷹山を目指しました。




御巣鷹山には到着したはずが、標識が見当たらず登った気がしません。


御巣鷹山への道中、泥道で派手に転けました。
手袋が泥だらけになってしまい最悪です。




午後13時50分
 
何事もなく無事下山完了。帰りは富士願望の湯ゆらりに立ち寄り入浴しました。
湯の種類が16種類もあるので楽しめると思いますが、休日ということもあり人が多かったです。
天気が良いと湯に浸かりながら富士山を眺めることができます。
 
帰りは中央自動車道の朝来た道を東京方面に向けて走り、夕方には無事帰宅できました。
 

三ツ峠山のまとめ



富士山は日本人なら誰しもが知る名峰です。


登るのも楽しみ方の一つですが、観る山として見てもとても画になる山です。

富士山の展望が良い場所を探しているのであれば、三つ峠山は間違いない選択肢だと思います。

これだけの距離感で富士山を眺めることができる場所は他に知りません。

三つ峠までは登山装備が少し必要になりますが、初心者でも気後れすることなく訪れることができるので、ぜひ一度行ってみてください。
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